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小泉首相は28日午後、03年度予算の成立を受けて首相官邸で記者会見した。首相は対北朝鮮政策について「将来の日朝関係の正常化に向けて、これからも努力を続けていきたい」と述べ、平和的な手段を通じて国交正常化をめざす考えを改めて強調。イラク戦争後の復興支援に関しては、国際社会の要請に応じるために必要ならば、自衛隊派遣を可能にする新法の制定も検討する考えを示した。
首相は北朝鮮問題についてまず、「ブッシュ米大統領は、日韓と緊密に連絡をとって平和的、政治的解決をしていきたいとはっきり言っている。私もこの方針でいきたい」と語った。さらに「金正日総書記が国際社会に門戸を開いて、戦争の準備よりも経済再生、平和づくりの準備をすることが、北朝鮮の国民にも金氏にとっても利益になると働きかけていきたい」と強調。北朝鮮の核開発や地対艦ミサイル発射などの軍事的挑発行為に対しても「冷静に、慎重に対応する必要がある」との考えを示した。
イラクの復興支援については「自衛隊でできることも、現行法である。現時点では、現行法でできることを考えたい」との考えを示したうえで、「将来、(新しい)国連決議に沿ってやらなければならないことがあれば、新しい法律が必要でしょう」と述べ、自衛隊派遣のための新法の制定にも含みを残した。
与党内から出ている一部閣僚の交代論については「内閣改造は全く考えていない」と断言。「批判されるところは耳を傾けて、今後の対策、信頼回復をめざしてほしい」と述べた。衆院の解散・総選挙も「考えていない」と改めて否定した。 (03/28 20:03)
http://www.asahi.com/politics/update/0328/011.html