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【アッサイリヤ基地(カタール)太田阿利佐】カタールの英字紙ペンニンシュラは29日、同国のイスラム指導者の多くが28日の金曜日の礼拝で、「米英軍は女性や子供を含めた市民を標的にしている」と非難したと伝えた。
同紙によると、ドーハ市内の米国大使館近くにあるモスク(イスラム礼拝堂)では、イスラム指導者が「多くの侵略者がイスラムを抑圧し、イスラム帝国を壊滅しようとしてきたが、しっぺ返しを受けてきた」とイスラムの抵抗の歴史を説明。さらに「イラクはこれまでも悪魔と諸外国による侵略を退けてきた。今回も違う結末が訪れることはない」と強調した。
また、カタールの著名なイスラム法学者カラダイ師は米英軍によるイラク戦争の開戦以来、すべてのイスラム指導者に対して、危機に瀕した際の特別な祈り(クヌート)を行うよう呼びかけているという。
イラク市民の被害が増えるにつれ、アラブ諸国では反米・反戦機運が高まっている。イラク攻撃に出撃する米軍の基地を抱えるカタールではこれまで、政府の監視もあって反米デモは行われていないが、米英軍を批判するイスラム指導者の言動が注目されている。
[毎日新聞3月29日] ( 2003-03-29-21:22 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030330k0000m030079000c.html