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【ウィーン福井聡】イラク南部ナシリヤの戦闘で負傷し、ドイツ南部ラントシュトゥール米軍基地の病院に収容された米軍兵士3人が27日、記者会見し「イラク側の抵抗の強さは理解を超えていた」などと、兵士らが戦場で受けた衝撃の強さを口にした。
ナシリヤ近郊での作戦中にイラク軍の攻撃を受けた第8海兵隊所属のメーナード伍長(21)は「非常に驚いた。ナシリヤではほとんど抵抗はないはずと聞いていたのに」と語った。
陸軍第30歩兵連隊所属のビラフェイン軍曹(31)とホーガン軍曹(21)はナシリア近郊を車両で移動中にイラク側のミサイル攻撃を受けた。ビラフェイン軍曹は「イラク兵は民間人を装っていた」と説明。「我々はフセイン政権からイラクの人々を解放する手助けに来たのに……」と衝撃を隠し切れない様子で語った。
また右足に重傷を負ったホーガン軍曹は「車から放り出された時は、死ぬと思った。あの戦場に喜んで戻る人間はいないだろう」と話した。
3人の兵士は米国や世界で広がる反戦の動きについて質問を受けると「反戦を叫ぶのは構わないが、戦場で戦っている兵士への非難は止めて欲しい。私は祖国への奉仕だけでなく、現場では戦友を守るために戦ったのだから」と、それぞれ述べた。
[毎日新聞3月29日] ( 2003-03-29-18:00 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030330k0000m030017000c.html