現在地 HOME > 掲示板 > 戦争29 > 514.html ★阿修羅♪ |
|
シリアとイランの参戦→イラクを含めて三国同盟の完成→イスラエル・ヨルダンも巻き込まれる→アラブ諸国で大革命。デモは抑制できなくなり暴動が中東地域を覆う。大混乱→石油価格の高騰→政情不安が全世界に波及。
アルカイダがどうして米国を攻撃したのか。ビンラディンは湾岸戦争に深い遺恨をもっていた。湾岸戦争によってアメリカ軍がサウジを公然と駐留し始めたからだ。アメリカは攻撃されて激昂した。なぜならそれはWTCへの脅威ではなく、湾岸地域における米国のプレゼンスをあやうくする、と感じたからだ。どうも世論はここのところがわからないようだ。問題はサウジの支配権にあるので、WTCの破壊はビンラディンにとってサウジの支配と同じ意味をもったのだし、それはアメリカにはよくわかったのだ。だからアメリカの怒りは理不尽であるが、しかし理解不能ではない。世界がアメリカの怒りを理解してはじめてアメリカを非難できる、ということになる。アメリカの怒りを理解できなくて平和反対といっても力がない。アメリカの貪欲とアラブ人の怒りはアメリカの怒りをアラブ人の狂信とつりあっている。いずれにせよ戦争はどちらにとっても正しくない。戦争は罪の罰だ。日本人もいずれアメリカの罪にあずかっているのだからいずれなにかの戦争に巻き込まれるだろう。アラブ人の根底にはイスラエル人への憎しみがある。と同時にイスラエルが存在するかぎりアメリカは我々アラブ人を虐待し続けるだろうという恐怖心があり、これはアラブのサイトをみればいやになるほど見ることができる。イスラエルさえなければアメリカはこれほどまでに我々を虐げるだろうか、という思いがアラブ人には依然としてある。それなのにアメリカ人は自分たちは自由をもたらすのだ、という。イスラエル問題を解決しないアメリカがである。