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米軍の攻撃ヘリ部隊にとり“予想外の敵”は携帯電話だった−。二十八日付の米紙ワシントン・ポストは、低空から敵の地上部隊をたたく米軍のアパッチ攻撃ヘリコプター部隊が二十四日、イラク軍の抵抗で撃退された背景に、携帯電話を使ったイラク軍の連絡網があったと伝えた。
米軍を撃退したのはバグダッドの南方八十キロのカルバラ周辺に展開するイラク軍の精鋭、共和国防衛隊「メディナ師団」。ヘリ部隊を組織的な対空砲火で迎え撃ち米軍司令官らを驚かせた。
米軍筋は、ヘリの来襲についてイラク軍は監視網から連絡を受けており、何十台もの携帯電話を使って屋根やバルコニーに陣取る迎撃部隊に事前に警報を発していたようだと説明。
「われわれは、全国民が武器を持つような国を相手にしている。彼らが一斉に空中へ発砲すれば、手ごわい」と米陸軍のウォレス中将は語った。
ヘリ部隊は一機が離陸の際に墜落。別の一機がイラク軍に撃墜され、他の三十三機が損害を受けて出撃基地に戻った。戦闘能力を保持していたのはわずか七機だった。
首都攻略戦を担う米陸軍第三歩兵師団は、二十四日の攻撃ヘリ部隊の攻撃失敗以来、進撃を停止。攻撃ヘリ部隊も砂嵐など悪天候のため出撃できないとしている。(共同)
(了) 03/28
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq2/