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2003.03.28
Web posted at: 21:08 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 対イラク攻撃で米国防総省高官は28日、イラク軍の精鋭で首都バクダッド周辺に展開する共和国防衛隊の計4師団を壊滅させるための特別爆撃作戦に踏み切る考えを示した。今後数日以内に開始する見込みで、米海空軍軍用機、攻撃ヘリコプターを動員した大規模な攻勢になるとしている。
イラク戦線は現在、過去数日間、米英軍などを悩ませた激しい砂嵐が一応止まり、同防衛隊の布陣に関する最新情報を入手しやすい天候状態にある。この特別作戦の目的については、イラク軍の主軸となっている共和国防衛隊をせん滅して前線の司令部系統に混乱を起こし、バグダッド包囲網を有利に狭めることにあるとみられる。
米国防総省によると、首都周辺には現在、北部と東部にハムラビ機械化師団が展開。南部にはメディナ機甲師団、東部と南部にはバグダッド歩兵師団とニダー機甲師団が陣地を構えている。
米軍の前線部隊に同行取材するCNN記者は27日、第3歩兵師団が進撃、イラク軍との攻防が伝えられる首都バグダッド南方約100キロのナジャフ市周辺の戦線で、米戦略爆撃機B52の編隊が出撃、バグダッドからナジャフ市方面へ移動中とされたイラク軍車両の隊列へ激しい爆撃を加えたと伝えていた。
対イラク攻撃を統括する米中央軍前線司令部は、この空爆で隊列の大部分が壊滅したと指摘したが、この隊列には共和国防衛隊も加わっているとの情報もある。
http://www.cnn.co.jp/top/K2003032802999.html