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【ニューヨーク上村幸治】国連安全保障理事会は27日、イラク戦争について公開協議を行い、最後に演説に立ったイラクのドウリ国連大使が「米国軍はまだイラクの兵士と向き合っていない。向き合っているのはイラクの女、子供、農民だ」と激しい口調で米国を批判し、人道援助よりも今は戦争を停止すべきだと主張した。
安保理では26、27両日で、安保理理事国15カ国とそれ以外の加盟国65カ国が演説し、日本やオーストラリアなど約12カ国が戦争を支持したほかは、そろって軍事行動や市民への被害を批判した。
ドウリ大使の演説を聞いていたネグロポンテ米国連大使は、突然何も言わずに立ち上がり、そのまま議場を出て行った。交戦当事国の代表同士ということもあり、加盟各国代表が緊張して見守る中での出来事だった。各国大使はあ然として声も立てなかった。
ネグロポンテ大使は議場の外で記者団に「ドウリ大使の話さねばならないことについて、長い時間聞いた。もう十分だ」「私はいかなる申し立ても受け入れない」と話した。
[毎日新聞3月28日] ( 2003-03-28-09:42 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030328k0000e030010000c.html