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【アンマン五味宏基】「サダム!サダム!われらの指導者サダム!」ー。ヨルダン北部のイルビッド市郊外で27日午後、米軍攻撃の犠牲となったと見られるヨルダン人学生の葬儀が行われた。人々は口々に「反米・イラク支持」のスローガンを叫び、まるでイラク国内のフセイン大統領支持集会のような熱気となった。
葬儀が行われたのは、イルビッド市近郊出身の学生4人。いずれも、戦争が始まった22日早朝、乗り合いタクシーでイラク国内からシリア経由で脱出中に、米軍の攻撃を受けて死亡したという。
4人の遺体は26日夜に同市の病院に到着し、翌27日朝から各家族に引き渡され、葬式が行われ後、埋葬された。
死亡したひとりのスフィアン・バタイナさん(21)はイルビッド市から3キロ離れたハカマ出身で、イラク国内で地理学を専攻していた。小さな町で営まれた葬式には住民多数が駆けつけ、その数は2000人以上にふくれあがった。
叔父のラディ・バタイナさん(41)は、「アメリカの人々はわれわれの友達だ。しかし、ブッシュ(米大統領)とブレア(英首相)は汚すぎる。これはアラブと米英の戦争だ」と怒りをあらわにし、顔をしかめた。
[毎日新聞3月28日] ( 2003-03-28-12:55 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030328k0000e030070001c.html