現在地 HOME > 掲示板 > 戦争29 > 326.html ★阿修羅♪ |
|
米、反体制派による暫定政権に反対 フセイン後のイラク
2003.03.28
Web posted at: 08:42 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 米国務省は27日、イラク戦争で米主導の軍がフセイン政権を倒した場合、反体制派が暫定政権を樹立するのに反対する姿勢を改めて示した。米国は、イラクで自由な選挙が行われるまでは、米国が派遣する文民指導者とイラク側とで暫定共同統治を行う立場だ。
寄り合い所帯のイラク国民会議(INC)やクルド人勢力、イランが支援しているイスラム教シーア派などのグループは「イラクが解放されれば、反体制派指導部が、独立した暫定連立政権を樹立し、人民の尊厳や国家としての独立などを確保する」とする声明を出している。
米国務省のバウチャー報道官は27日、「イラクは、数多くの民族や宗教を持つ人たちの国だ。国内にいる人もいれば、国外にいる人もいる。イラクの将来は、可能な限り多くの人たちの意見によって決められなければならない」と述べ、反体制派だけによる暫定政権に反対する姿勢を示した。
イラク・シーア派の反体制派最大組織イラク・イスラム革命最高評議会の議長、ハキム師は26日、CNNの取材に対し「最初から言っていることだが、イラク国民は、どんな外国の軍事政権も受け入れない。そんなことをすれば、イラク人による反乱を招くことになる」と述べている。
http://www.cnn.co.jp/usa/K2003032800177.html