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米兵士あまりに安い命の値段
米兵卒は年収186万円 「貧困」すれすれで戦場へ
【ニューヨーク27日共同】イラク戦争に参加している米軍の最下級兵士の年収は1万5500ドル(約186万円)で、米政府が「貧困」の判断基準とする3人家族の年収をわずか220ドル上回るだけ−。国防総省の俸給表を調べた米人材サービス会社チャレンジャー・グレイ&クリスマスが27日、こんな調査結果をまとめた。
軍人が高額所得者の目安となる10万ドルに達するには20年以上の勤続が必要で、「民間なら最高経営責任者(CEO)に相当する」(同社)フランクス米中央軍司令官も、年収は約15万4000ドル(約1850万円)。米主要企業のCEO平均の1100万ドル(約13億2000万円)とは比べものにならない「薄給」だ。
兵士らは、戦地に派遣されても「戦闘手当」は階級に限らず一律で月額150ドルしか支払われず、調査を担当した同社のジム・パダーソン氏は「命の値段があまりに安い」と指摘している。(共同通信)