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米英軍との首都攻防戦が近づくバグダッドに、各国から続々集まるムジャヒディン(イスラム戦士)――。同地のホテルにとどまる日本人男性の大学生(24)=京都市=が27日、日本からの国際電話で様子を語った。
大学生によると、バグダッド中心街のあるホテルが、ムジャヒディンの登録事務所に充てられている。義勇兵として参加するさまざまな国のイスラム教徒の男性が連日バスで乗りつけているという。
「サダム(フセイン・イラク大統領)を守るんじゃない。イスラムの国を守るんだ」。ある男性は語気を強め、訴えたという。国籍を聞くと、シリア、イエメンといった中東諸国が中心だが、フランス、マレーシアといった国々の名も。大学生は「毎日500人程度が登録に来ると聞いた。少し多い気がするが、1日でバス2台ぐらいの人が集まっている」と話す。
ホテルの中は集まったムジャヒディンでごった返す。「アフガニスタンで家族を殺されたんだ」。その横には、話を聞きながら泣く姿も。「日本はヒロシマやナガサキに原爆を落とされながら、なぜアメリカを支持するのか」と聞いてきた男性もいたという。
義勇兵は登録を済ますと、自分の荷物を抱え、指定のキャンプに連れて行かれるという。
大学生は「彼らは純粋で、死を覚悟していた。しかし、使い捨てにされるのではないか心配だ」と話した。
[毎日新聞3月27日] ( 2003-03-27-23:27 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030328k0000m030120000c.html