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【カイロ城島徹】シリアのアサド大統領は27日付のレバノン紙アッサフィルのインタビューで「米英軍はイラク全土の制圧に失敗し、アラブ世界全体で民衆の抵抗を引き起こす」と述べ、「中東の民主化」を掲げて武力行使を正当化する米国の姿勢を批判した。
また、米国はイラクの次の標的として、イスラエル攻撃を続けるイスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ」への影響力を持つシリアを意識しているとの見方について「イスラエルの存在がある限り、その可能性は常にある」と答え、米国の動向に警戒感を示した。
シリアは戦争を「アラブ諸国への挑戦」と位置付けて強硬に反対し、米軍を支援する他のアラブ諸国も批判。シリアでの一般市民の抗議行動では、親米路線をとるエジプトのムバラク大統領に対する批判キャンペーンも起きた。このため、エジプト側が26日に抗議するなど、アラブ諸国間の不協和音が高まっている。
[毎日新聞3月27日] ( 2003-03-27-22:03 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030328k0000m030110000c.html