現在地 HOME > 掲示板 > 戦争29 > 238.html ★阿修羅♪ |
|
03/26 21:21 印パが相次ぎミサイル実験 南アジアの緊張再燃確実 外信121
【イスラマバード26日共同=道岡淳一】インド、パキスタン両
政府の当局者は二十六日、核弾頭搭載が可能な短距離地対地ミサイ
ルの発射実験をそれぞれ実施、成功したことを明らかにした。
イラク戦争に世界の関心が集まるタイミングを狙って両国が軍事
力強化を誇示し合った格好。外交官追放合戦やカシミールで続発す
るテロなどで既に悪化している両国関係の一層の緊迫化は避けられ
ず、南アジアをめぐる緊張が再燃するのは確実だ。
実験を最初に明らかにしたインド側の国防省当局者によると、同
国東部オリッサ州で同日午前、短距離地対地ミサイル「プリトビ」
の発射実験が実施された。インドはこれまで、プリトビの実験を十
数回実施しており、当局者は、今回の実験は以前から予定されてお
り、ミサイルの性能を高めるのが目的と述べた。
インド側の発表後、パキスタン情報省高官は短距離地対地ミサイ
ル「アブダリ」の発射実験実施を確認、インドの実験を受けたもの
ではないと強調した。
パキスタン外務省のカーン報道官は「われわれは前もって実験実
施をインド側に伝えていたが、インド側から実験の連絡はなかった
」とインド側の対応を批判した。
インド軍は今年に入り中距離ミサイル「アグニ1」や地対空ミサ
イル「アカシュ」、ロシアと共同で開発した超音速の巡航ミサイル
「ブラモス」の発射実験を次々に実施している。
(了) 030326 2120
[2003-03-26-21:21]
nifty共同通信24時間ニュース