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米英、南部のイラク軍・民兵組織撃退に注力
米英軍とイラク軍の戦闘は26日、バスラやナジャフなど南部の拠点を中心に展開した。米英軍はバグダッドへ向かうカルバラなどの最前線で首都攻略の機会を探りつつも、当面は南部のイラク軍や民兵組織の撃退に力を注ぐ構えのようだ。
AP通信によると、イラクの共和国防衛隊の一部は26日、首都から約1000台の車両を連ねて南下している。首都に近いカルバラの米英軍を避けるルートで、ナーシリヤ周辺にいる米英後方部隊の方向へ向かっているといい、今後、南部で激戦が続く可能性がある。
25日夜(日本時間26日午前)のナジャフ付近での戦闘は、開戦以来最大の地上戦になった。米国防当局者はイラク側の死者は150〜300人としたが、現地の米軍将校は「過去24時間の推定死者数は約650人」と語った。米側は、戦車2両がイラク軍に破壊されたが、死者はなかったとしている。
AFP通信によると、ナジャフで戦った米陸軍第3歩兵師団の第7機甲連隊は、カルバラから南下していたという。米英軍は、南部の制圧を避けながら首都攻略を急いでいたが、民兵組織「サダム殉教者軍団」などが後方部隊に頑強な反撃に転じているため、南部で兵力を強化せざるを得なくなったとみられる。
ニューヨーク・タイムズ紙は、首都攻略へ向けた本格的な地上戦は数日先延ばしされる可能性があると報じた。
一方、空爆は26日もイラク各地で続き、バスラでは支配政党バース党の建物が爆撃された。 (03/27 00:05)
http://www.asahi.com/international/update/0327/001.html