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(回答先: イラク、捕虜米兵を「処刑」か=NYタイムズ [jiji.com] (U.S. Officialsって誰?) 投稿者 ひろ 日時 2003 年 3 月 26 日 19:25:14)
イラク、米兵を公開処刑か 通信傍受でつかむ 米紙報道
26日付のニューヨーク・タイムズ紙は、複数の米政府高官の話として、23日にイラク南部のナーシリヤ付近で行方不明になった米兵7人のうちの何人かが、イラク側の手で処刑された可能性があると報じた。高官の話は米側が傍受したイラク側の通信内容に基づくと見られるが、米軍は他の情報ともつき合わせて確認を急いでいる。処刑が事実だとすると、イラクに対する米政府、軍、世論の反発が強まるのは必至で、戦争の激化を促す恐れもある。
同紙によると、処刑された米兵は、イラク側に襲撃された整備兵ら12人のうち、捕虜になったことが判明している5人を除いた残りの7人の中にいると見られる。政府高官は、おそらく一般民衆の見ている前で処刑されたとの見方を示した。処刑された対象は、複数であるというだけで人数は分かっていない。
なお、ニューヨーク・タイムズ紙は、根拠となる情報が通信傍受だけだとして、処刑だと断定はしていない。イラク側は捕虜以外は戦闘で死亡したと説明している。
整備兵らの襲撃事件は、捕虜や遺体の映像がカタールの衛星放送アルジャジーラで流されたこともあって、米国では大きな衝撃をもって受け止められている。米国では多くの放送局が放映を自粛したこともあり、そのうちの一部の映像しか放映されていない。アルジャジーラが流した元の映像によると、5人の捕虜のほか、4人の遺体が映されており、その中には頭を撃ち抜かれていた遺体もあった。
これまでの戦闘で、米側は、イラク側が降伏と見せかけて襲撃したり、病院を攻撃の拠点としたりするなど、戦争法規違反を繰り返していると批判してきた。捕虜の公開処刑が事実だとすると、戦争終了後、戦争犯罪として追及される可能性がある。
今回の事件については、地上部隊があまりにも広い地域に拡散したために補給線が延びきって、後衛が襲撃されたのだとする批判が、米国内で高まっている。25日のラムズフェルド国防長官とマイヤーズ統合参謀本部議長の会見でも、作戦の妥当性を問う質問が相次いだ。 (03/26 19:51)
http://www.asahi.com/international/update/0326/023.html