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【ニューヨーク上村幸治】国連安全保障理事会の構成国は25日、米英軍のイラク攻撃問題を話し合う緊急公開協議を26日午後3時(日本時間27日午前5時)から開くことを決めた。アラブ諸国の要請に応じたもので、イラク戦争に関する本格的な安保理協議は開戦後初めてとなる。
安保理15カ国だけでなく、希望する加盟国すべてが演説の機会を与えられ、国際社会の見方が示される。一部アラブ諸国からは米英軍の即時撤退決議案を提示する動きも出ている。
シリアなどが中心に作成している原案では「イラクからの外国軍の即時撤退を求める」と明記され、米英が拒否権を行使するのは確実。決議が否決となった場合、米英軍のイラク侵攻を間接的に承認することになるとの指摘もある。
また、安保理は26日午前にアナン国連事務総長が要求している対イラク人道計画の再開をめぐる問題を話し合う。事務総長は、イラク戦争で中断している国連の「原油・食料交換計画」を戦時にも対応できるように呼びかけている。
ただ、アナン氏の原案は、米英軍のイラク占領を前提としており、ロシアなどからは「戦争を容認する」との警戒の声が出ており、26日の採決は難しいと見られている。
[毎日新聞3月26日] ( 2003-03-26-16:11 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030326k0000e030084001c.html