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【ワシントン藤原章生】英政府に近い軍事関係者は25日、少なくとも3〜4小隊の米英特殊部隊が、イラク戦争開戦2日後(22日)にバグダッドに潜入したことを毎日新聞に明らかにした。フセイン大統領暗殺を図るミサイル攻撃などの精度向上のため、電波通信機器を市内に搬入し設置するのが主な任務という。
一部識者の推定ではバグダッドが市街戦となれば、米兵数千人の戦死者に加えイラク市民が多数巻き込まれることになる。接近戦を避けたい米英軍は地上軍の首都進軍と並行し「大統領暗殺」を狙っているという。
バグダッドに入った特殊部隊は、首都包囲作戦を準備している重武装の部隊とは別のグループで、一般の外国人と同じ私服を着用し市内に別々に潜入している。昨年からバグダッドに入っている諜報(ちょうほう)員らの情報を基に、ミサイルや爆弾をレーザーで誘導する装置や緊急無線網を市内各所に設置しているという。
部隊は機器の設置後、空爆の攻撃目標を絞り込むためのデータとして、市内の主な建物やフセイン政権幹部が潜む疑いのある地下ごうなどを示す詳細な地図を作成し、米国の司令部に無線などで送信する。
特殊部隊はまた、政権幹部の居場所が特定され、実現が可能と判断した場合、自らの手で幹部らを暗殺する任務も与えられているという。
[毎日新聞3月26日] ( 2003-03-26-15:01 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030326k0000e030069000c.html