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■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2003年 3月26日号(平日毎日発行)
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※本日配信の『日刊ゲンダイ Dailymail(有料版)』より一部の記事を抜粋して配信
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◆◇ Today's Head Line
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_/_/_/ 日刊ゲンダイ Dailymail Business _/_/_/
イラク大反撃 米側見込み違い 米英軍死傷者多数
《バグダッド攻防》最強部隊と激戦続く
共和国防衛隊が前面に 待ち伏せ作戦にも手焼く
■ 生物化学兵器 本当にあるのか 「工場発見」報道も続報ナシ
■ 米軍の「戦況報告」はどこまで信用できるか
■ 南部都市でもゲリラに手こずる
■ 《トルコ軍》クルド人自治区侵攻
軍事衝突必至 米軍の北部戦線は崩壊
■ 株高・石油安 急ブレーキ 早くも崩れ始めたブッシュ楽観シナリオ
■ 明らかに悪相になってきた米英側指導者
■ イラク 情報戦でも反攻 《フセイン演説》3つの効果
■ 【ビジネス&企業News】
・ イラク戦争の「短期終結」を願う 商社のホンネと皮算用
・ 「戦後復興費、企業も負担すべき」奥田経団連会長発言に不満続出
・ 景気ウオッチャーが全国会合 イラク開戦の影響広がる ……他
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≫ 小泉首相「徹底抗戦はよくない」だって
≫ ブッシュ支持率71%に急騰
≫ ミニスカ美人秘書“獄中”でもボスの貫録
─ Dailymail Businessより ─────────────────────────
■ イラク大反撃 米側見込み違い 米英軍死傷者多数
■ 《バグダッド攻防》最強部隊と激戦続く
■ 共和国防衛隊が前面に 待ち伏せ作戦にも手焼く
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イラク戦争は開戦から6日目で首都バグダッド攻防戦が激化してきた。クウェート
から快進撃を続けてきた米軍第3歩兵師団は24日、バグダッドまで80キロまで進
出したが、イラク共和国防衛隊の精鋭部隊と激突。頑強な抵抗ラインに阻まれ、多数
の死傷者が出ているもようだ。米英軍は爆撃機による空爆、主力攻撃ヘリ・アパッチ
30〜40機で共和国防衛隊の基地を徹底的にたたいているが、イラク側はゲリラ戦
も仕掛けている。首都バグダッドに至るルートを確保するために米英軍は大きな犠牲
を強いられそうだ。
◆ 精鋭部隊と正面衝突 ◆
空爆開始から6日目となるイラク戦争は、首都バグダッドをめぐる「最終決戦」へ
向けて最大のヤマ場に突入した。
バグダッドへ向けて着々と進撃を続ける米英軍は、先頭部隊がバグダッド南方約8
0キロのカルバラまで前進。バグダッド周辺に猛爆を加え、イラク軍将兵の戦線離脱
を促す「衝撃と恐怖」作戦で一気の制圧を目指している。すでにイラク軍から数千人
規模の投降、戦線離脱者が出ているとされるが、首都で迎え撃つのは湾岸戦争でも戦
っていないイラク軍の精鋭部隊で、米英軍は手を焼きそうだ。
「首都南方に陣取るメディナ師団は、精鋭の共和国防衛隊の中のさらにエリート部隊。
メディナ師団と、首都西方のハムラビ機械化師団はイスラム教シーア派の反乱阻止を
主な任務としてきた。士気、装備、訓練ともにこれまでの正規軍、民兵組織とは比べ
ものになりません。東方を固めているとみられるアルニダ師団はクルド人制圧などを
担ってきた部隊です。
これらの精鋭部隊は米兵を殺すか捕虜にした兵士に多額の懸賞金を与えている。フ
セインの『徹底抗戦せよ!』の号令でさらに士気を高めているとみて間違いありませ
ん」(軍事評論家)
ブレア英首相は「決戦の時が迫っている。極めて重要な局面だ」とし、米英軍とイ
ラク精鋭部隊との衝突が避けられないと述べた。カルバラまで到達した米陸軍第3歩
兵師団は、きのう(24日)からメディナ師団との激戦となっている。
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■ 生物化学兵器 本当にあるのか 「工場発見」報道も続報ナシ
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バグダッドの南方約160キロのナジャフ近郊で、米英軍がイラクの化学兵器工場
を発見したという。
米国のテレビやイスラエル紙が23日、米国防総省筋の情報として報じたものだが、
国連が4カ月も査察して発見できなかったのに、攻撃開始からわずか5日間で“棚か
らボタモチ”のように現れるのはどうもマユツバくさい。
▼ 早く使ってほしい米国 使わないイラク ▼
「米軍は化学兵器工場が見つかったと主張していますが、実際に施設が稼働している
現場を押さえたわけではありません。何十年も前の化学兵器とは関係もないオンボロ
工場かもしれない。海外世論の反対を押し切って戦争を始めて孤立している米国が、
一刻も早く正当化したいがためにプロパガンダしている可能性もあります」
こう疑問を呈するのは東北文化学園大学の小山茂樹教授(中東政策)だ。
米軍が見つけたという工場の広さは40ヘクタールもあるという。東京ドーム約9
個分だ。米国の軍事衛星で得た情報を基に査察していた国連が、これだけのだだっ広
い工場を見逃すとは信じ難い。
これまで米CIAは、イラクがサリンやVXなどの化学兵器物質を少なくとも10
0トン、多くて500トン隠し持っていると指摘。国連も「イラクに約1万リットル
の炭疽菌があると強く推測させる」と報告している。イラクには対イラン戦争末期の
88年、マスタードガスを少数民族クルド人に対して使用した“前科”があり、95
年にはヨルダンに亡命したイラク要人に、生物・化学兵器の内情を暴露されている。
だから、米国は「大量破壊兵器の存在は疑いない」(マイヤーズ統合参謀本部議長)
と血眼になっているのである。
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