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ロシア系情報
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http://www.aeronautics.ru/news/news002/news074.htm
The IRAQWAR.RU分析センターは、最近になってジャーナリストと軍事専門家により創設された。その目的はイラク戦争に関する正確で、最新のニュースと分析を提供することである。次の文章はThe IRAQWAR.RUレポートの英訳である。これはロシア情報部のレポートにもとづくものである。
バスラ周辺の動き
March 22, 2003, 0800hrs MSK (GMT +3), Moscow
バスラ周辺、al-nasiriya、faw(fao)半島で戦闘が続いている。umm qasrを制圧したとの情報があるが、今のところこの国境付近の町の完全な制圧には失敗している模様。イラクの第45歩兵旅団の精鋭がこの町を防衛している。包囲されているものの抵抗を続け、あわよくばバスラへの突破口を開こうとしている。
情報部の報告によれば、Umm qasrdeでは、英米軍が司令官を含め10人の死者と40名近くの負傷者を出している。加えて、8台にのぼる英米軍の人員装甲車を破壊したという。
「イラクの抵抗は予想よりもはるかに断固たるものだ」と英米軍の司令官たちは報告している。「彼等は包囲されているが、重火器を失ってもなお戦闘を続けている。我々は完全に砲火と空爆を行ってからでないと進めないこともしばしばだ。」
これまで弟51歩兵師団の降伏については情報がない。交信傍受によれば、この師団は第三軍(al-nasiriya)の一部として戦闘を行っている。
イラク兵捕虜のビデオ映像を分析すると、イラク軍の「士気低下」というアメリカ側が宣伝しているストーリーを受け入れるのが困難になる。捕虜の大半が威厳を保ち、士気の低下の特徴である恐れやへつらう様子を見せていない。さらに、アメリカ軍は破壊されたあるいは放棄された車両や装備のビデオ映像は公開していないし、捕虜とのインタビューも公開していない。
米軍はイラク内部への進軍を止めている。現在はal-nasiriya、an-najaf、al-ammara方面への偵察に専念している。しかしながら、英米軍の主たる努力はバスラへの接近に向けられている。明日までにこの町を襲う部隊の編成が完了する模様。今後数日間の主たるイベントはこの地域の解放となるであろう。通信傍受によれば、英米軍はこの地域に25000人あまりの軍隊を集結している。この町は継続的な砲撃、空爆にさらされているところである。
昨夜、給油部隊がイラクの特殊部隊に襲撃された。7台にのぼるトラックが失われた。3人の米兵が死亡し、9人が負傷。さらに3人の行方不明になった兵士は捕虜となったらしい。
予期された通り、フセインへの攻撃に失敗したと気付いた後、米軍は集中的なバグダードへの空爆を開始した。21日の夜の間バグダードには500発の巡航ミサイルと1000発の爆弾が投下された。
さらに20以上のイラクの他の都市が爆撃された。1000発以上の巡航ミサイルが発射され、3000発以上の爆弾が投下された。現時点でこの爆撃の効果を見積もることは困難である。しかしながら、イラクの無線交信の活発さから判断するとイラク軍の統制を破壊できなかったようである。
ロシア軍の無線傍受部隊は少なくともこの爆撃で英米のいずれかの戦闘機が撃墜されたことを確認した。
この集中的な空爆はさらに24時間は続くと見ている。
無線傍受によって、昨夜大体午前4:40頃、2機の英軍ヘリがStrelaによって撃墜されたのが判明した。この2機のSARヘリは撃墜された友軍機のパイロットの救出に向かったものらしい。死傷者は不明である。これまで英米軍はこの件を報告していない。
英米軍のフランクス将軍は空軍の最大限の地上軍への支援を要請している。フランクス将軍は死傷者の増加とイラク軍の堅固な抵抗を認めている。「我々は一つの小さな町を押さえるために3日を費やした、だから我々はバグダードでは何が待っているか想像するしか無い!」怒ったように将軍は語った。そしてよりよい空軍の支援によってイラク軍の抵抗を和らげることを要求した。
これまで英米軍は30人の死者と40人あまりの負傷兵を出している。地雷によって10台の装甲車が破壊された。すくなくとも2台の装甲車が対戦車砲によって破壊された。
イラク軍は推定250人から300人の死者を出し、500人が負傷したと見られる。これまでのところ、空爆による損害は不明である。しかしながら、500人以上がバグダードの病院に運び込まれたが、これらは皆民間人である。
最新情報
これを翻訳中に、米海軍が2機の英軍ヘリの損失を認めた。ヘリの衝突は4:30頃。公式の説明では、2機のヘリがお互いに艦から離陸した直後にクラッシュしたということである。ここで25年以上英軍においてこのヘリによる衝突事故は一件もなかったことを注記しておくのは興味深いことであろう。ロイヤルネイビーは300機以上のシーナイツヘリで訓練し、全てのヘリのパイロットが艦での発着ルールを厳守している。このルールとはこうした衝突事故を防ぐためのルールなのである。
(ソース iraqwar.ru 03ー22ー03、英訳ヴェニク)
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