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一本道に数百台の軍用車 沿道で手を振る住民も [共同通信]【敵の餌食になる愚かな進軍形態】
http://www.asyura.com/0304/war27/msg/208.html
投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 24 日 19:01:33:

(回答先: 首都への進撃は停滞か 米英軍、ゲリラ戦術に苦戦 [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 24 日 18:56:59)


 【サマワ近郊(イラク南部)24日共同=儀間朝浩】幅の狭い一本の道路に延々と列をなす数百台もの米軍の軍用車。その傍らを路肩を越えて北へと進軍する別の部隊。米地上軍は、部隊ごとに抜きつ抜かれつ進み、次第にバグダッドへと近づいている。

 道路脇を歩く住民が米兵に向かって手を振る光景も。上空では、ヘリコプターが数機ずつ編隊を組み、車列を追い越して北方へと飛んでいった。

 イラク軍との激戦で米兵に十人近くの死者が出た南部の要衝ナシリヤ。記者が従軍する米陸軍第三歩兵師団第三旅団の砲兵部隊は戦闘には巻き込まれなかったものの、ここに二日間とどまり、二十三日昼(日本時間同日夕)すぎに進軍を再開。ユーフラテス川沿いを北西に進み、同日夜ナシリヤから約百キロのサマワ近郊に到着した。

 晴れの天気が続き日中は汗ばむほど気温が上がるが、夜になると急に冷え込み肌寒さも感じる。サマワはクウェート国境から約二百二十キロで、首都バグダッドまで半分の距離だ。

 ナシリヤからサマワまで別の部隊などの移動も重なり、簡易舗装の一車線の道路は数え切れないほどの米軍車両であふれた。部隊が進むにつれ、連なる軍用車は一列から二列に増え、先に進めないかと思われた。

 だが砲兵部隊の車列は路肩を越え、道路脇へ。車体を揺らしながらゆっくりと進んだ。いったん路上へ戻り、また路肩下を走る行軍を繰り返した。

 太陽が地平線に沈みかけたころ、前方の空に火花が散るように点々と明かりが見えた。米軍機による空爆。地上からは灰色の煙が上がった。
(了) 03/24

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