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2003.03.24
Web posted at: 09:54 JST
- CNN
クウェート・キャンプペンシルベニア(CNN) 当地の米第101空挺師団のキャンプに手りゅう弾が投げ込まれるなどして米兵1人が死亡、15人が負傷した事件で、米軍は容疑者として拘束した米兵の氏名を公表したが、動機はまだ不明という。
軍に拘束されているのは、第101空挺師団の第326工兵大隊に所属するアサン・アクバル軍曹。同軍曹は手りゅう弾を管理する小隊の一員だった。
調べによると同軍曹は23日午前1時45分ごろ、当直を無断で離れ、師団指揮官らが集まる戦術作戦センター(TOC)の電源を切り、テント3張に手りゅう弾4個を投げ込み爆発させた疑い。手りゅう弾4個のうち3個が爆発した。
師団関係者によると、アクバル軍曹はテントから逃げようとした兵や将校を銃で撃ったという。同軍曹自身が、手りゅう弾の破片で足の後ろ側を負傷した。
事件後、同軍曹は他の兵士に紛れて事件には無関係のふりをしたが、爆発当時に手りゅう弾管理庫を見張る当直番を無断で離れていたことがすぐに発覚し、拘束された。
国防総省によると、この事件で死亡したのはスコット・サイファート大尉(27)。負傷者の氏名は公表されていない。
アクバル軍曹はこの事件の前から、上官への不服従などで懲戒を受けており、それを不満にしていたと見られているが、詳しい動機はまだ分かっていない。
第101空挺師団のヒース報道官は、師団内での取り調べでアクバル軍曹が実行犯と断定されれば、米国での同師団の本拠地フォートキャンベルに送還し、司法手続きを開始すると説明した。
「取り調べでは、軍曹の動機を調べていく。彼は、いわゆる態度に問題のある兵士だった」とヒース報道官は話した。
アクバル軍曹がイスラム教改宗者ではないかとの報道については、「確認はしていないが、アサン・アクバルはおそらく南部パブテスト(キリスト教徒)ではないだろう」と、報道官は言外に認めた。
http://www.cnn.co.jp/usa/K2003032400173.html