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(回答先: イラク戦争と今後の予測 投稿者 瓜生 元 日時 2003 年 3 月 23 日 15:57:52)
上記についての私の予測(03.03.23現在)
1.
1)サダムフセインは死亡ないし行方不明。 米軍は正規軍の武装解除に成功。
2)米軍はイラク全土を制圧。しかし、イラク軍民のゲリラ的レジスタンスは各地で小規模に続き、米軍はその壊滅に手を焼く。
3)イラク国民は面従背伏。日本国民のようには米軍支配を受け入れない。
2.
1)米国は一種の傀儡政権を樹立するが、宗教界、民衆レベルの反抗は続く。
2)クルド人自治区が強力になれば、トルコ、イランが不安定になるので、米軍はそれを嫌悪し、イラク、トルコの弾圧に無関心を装う。アフガンと同様にイラク政権の不安定、混乱は続くが、ユーゴ、印・パのような内戦状態は米軍が武力で防止する。
3.
1)戦後日本と同じく、イラク占領、親米政権樹立、その後の米軍基地確保により、イランを監視するので、イランは核開発困難。米軍は敢えてイラン侵攻を避ける。
2)現在とほぼ同様。イスラエル寄りでパレスチナの抵抗をテロと断ずる。パレスチナ難民の武力抵抗は続く。
3)米国はこれだけは譲らない。米国石油資本が直接に支配せず、親米イラク政権を介して世界と米国の原油価格安定を図り、数年間は成功する。
4)民衆レベル、イスラム宗教界の反米意識は高まり、世界的な反抗、テロルは続く。米国は飴(日本からの開発援助)と鞭(テロ討伐を名目とした武力侵攻)をちらつかせ、各国政権に圧力を加え、その弾圧を図るがなかなか成功しない。
4.
1)金正日はしたたかに抵抗するが、中、露が圧力をかけ表向きには核兵器保有を断念する。
2)米、韓、日は人道援助を続けながら金正日政権の崩壊を待つ。米国の北朝鮮侵攻はない。
5.
1)EU、露、アラブ・イスラム、アセアン(中・韓を含む)、はそれぞれに地域経済連合を目指す。米国の一極支配は成功しない。
2)世界的な反米テロルは継続する。米国による防止は困難。
3)可能性は少ない。長期的に見れば米国の世界支配の凋落が始まる。ということは、10年単位で見ればドル下落。