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コメント]ついにトルコ沖に停泊していた米軍の第4歩兵師団を載せた船が動き出した。トルコからのイラク北部への進攻をあきらめて、ペルシャ湾に向かうことになった。ペルシャ湾に移動して、イラク南部から第3歩兵師団の後続部隊として、イラク戦争に参戦することを決定したようである。クエートから進攻した第3歩兵師団が快進撃を続けたので、イラク北部の制圧を第3師団に譲り、第4師団はイラク南部を固める作戦に移ったようである。
南部の都市バスラでは、まだイラクの治安部隊(軍隊ではない)の抵抗が続いているが、米英軍は市街戦を避けて市内に入っていないようである。とにかく市街戦は徹底して避ける方針がこれで確認された。
つぎはバスラからバグダッドに至る主要道路の確保である。すでにナーシリーヤは制圧されたという情報がある。その北にあるサマーワで激戦と報じられている。空中機動部隊(ヘリ部隊)の第82空挺師団がユーフラテス川の要衝を襲い、そこに第3歩兵師団の一部が合流する可能性がある。とにかく早い。精密誘導の攻撃、空中機動を使った速攻、機械化歩兵師団の高速機動、あらゆる点で最新兵器や戦術の成果が証明されている。
しかしイラクの支配体制が存続している限り、バグダッド包囲網を作ることは間違いない。ここにきて最大の関心事は橋を落とさせないことである。チグリス・ユーフラテス川にかかるどれだけの橋を確保できるか。空挺部隊や米軍海兵隊の作戦能力が試される。
イラク北部のトルコ軍進撃は、クルド人の反攻より、アメリカの怒りを買う危険がある。フセイン後のイラク情勢にまた大きな不安定要因が加わった。
ところで昨日は、テレビの生出演もなく、丸一日自宅でゆっくりできた。過労気味の体力・気力も回復した。明日からの激務にも耐える自信がわいてきた。
イラクの次は北朝鮮問題があることを忘れないように。今回のイラク戦争は北朝鮮に深刻なショックを与えているようである。まさに北朝鮮のMIG−29戦闘機が、米軍のRC−135偵察機に公海上の空でロックオンしたことが、どのような意味があったことを北朝鮮当局は身震いして知ったと思う。北朝鮮の瀬戸際外交など、子供の戦争ごっこぐらいしか意味がないのだ