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【ワシントン斗ケ沢秀俊】米国では20日から報復テロを警戒した厳重な警備態勢が敷かれた。米連邦捜査局(FBI)がイラク系住民の面接調査を始めたほか、空港や道路などでの検問が一層強化されている。
FBIの面接対象は数千人のイラク系米国人、イラク出身者。現住所を把握し、テロ組織との関連などを調べる。捜査員は出入国管理法違反の疑いのある人物を逮捕する権限を与えられている。
米国土安全保障省は同日の上院議会で「国境警備や輸入品の検査を強化している」と報告した。カナダ、メキシコとの国境を通る車両の検問、貨物列車の積み荷検査を実施している。
アリゾナ州は同州のパロベルデ原子力発電所が「テロの標的になる可能性がある」との情報に基づき、各州国防軍を同原発に派遣、警戒した。
各地の空港では、荷物検査がさらに徹底されたため、あちこちで長蛇の列ができて、一部の便に検査による遅れが発生した。空港駐車場では抽出検査が実施された。
[毎日新聞3月21日] ( 2003-03-21-18:57 )