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2003/03/20
渡辺恒雄オーナー憤慨
米国vsイラクの戦争で、アスレチックスvsマリナーズの日本での開幕戦(25日、26日=東京ドーム)がドタキャン。最大の被害者は主催の読売新聞社だ。3億円ともいわれる損害額だけのダメージだけではない。(夕刊フジ編集委員・江尻良文)
戦争とあっては、ドタキャンも仕方ないが、主催者とすれば泣くに泣けない。
「ウチが一番初めの被害者だ。切符の払い戻しとか、キャンセル料とか大損害だ。残念至極だ。サダム・フセインのヤツ」
巨人のオーナーであり、読売新聞グループ本社社長の渡辺恒雄氏が、こう憤慨する。
怒り爆発も当然だろう。今やヤンキース・松井大旋風の前に影が薄いイチローだが、開幕戦で日本凱旋(がいせん)帰国とあって、こちらは人気が爆発。チケットは完売していた。
松井のヤンキース入団以来、メジャー嫌いに拍車がかかっていた渡辺オーナーが、機嫌を直す唯一のチャンスだった。
「日米野球というのは、こんなにもうかるのか」と喜んだのは、カージナルス・マグワイアとホームラン争いを演じたカブス・ソーサが来日したときだ。
そして、昨年の日米野球は松井のサヨナラ公演と、メジャーのホームランキング、ジャイアンツ・ボンズの競演で人気爆発。2度とも渡辺オーナーは、大喜びでソーサ、ボンズを読売新聞のCMに起用している。
今回も松井ショックを少しでも癒やしてくれる、イチロー人気でのメジャー開幕戦景気。楽しみにしていたのは当然だ。
それなのに、ドタキャンとくれば、大爆発は人情だろう。
「今回の損害額は3億円と聞いている」とテレビ局関係者が漏らす。
巨人人気が低迷している中、イチロー人気でひともうけは貴重な財源にもなる。
結果は土壇場での幻のひともうけどころか、大赤字になる。その上、日本時間の4月1日朝にはヤンキース・松井の公式戦デビューがある。
スポーツ面ではその後も、松井の一挙手一投足が注目され、松井一色になるのは避けられない。
「メジャーなんてたいしたことはない」と日ごろから言っている渡辺オーナーのメジャー嫌いは、ますます強くなるだけだろう。
★スト回避なるか、審判労組団交へ
こちら待遇改善がなければ、開幕ストライキを宣言している審判労組は、20日午後6時から機構側と団体交渉する。
「手ぶらではない。過大な期待をされても困るが…」とコミッショナー事務局・長谷川事務局事務局長。
19日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれた実行委員会の席上、考えられる条件を煮詰めた結果の団交だ。
後は審判労組が飲むかどうかだけ。最悪の開幕ストライキ回避なるか、注目の最終団交になる。
転載元
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_03/1t2003032006.html