現在地 HOME > 掲示板 > 戦争26 > 525.html ★阿修羅♪ |
|
イラクのフセイン大統領と対立し、90年代に国外へ逃れた同軍のナザル・カズラジ元参謀総長が行方不明になっている。戦犯容疑で自宅軟禁処分を受けていたものの、ひそかに亡命先のデンマークを離れ米軍に合流した、といった情報もある。カズラジ氏は軍内で影響力を保っているといわれ、開戦後もクーデターを画策する米国が連れ出したのではないか、といった憶測も招いている。
AP通信などによると、カズラジ氏は17日朝、デンマーク南東部の自宅を出たまま戻っていない。国営イラン通信は19日、同氏がカタールの米軍司令部に招かれたと報道した。
一方、ロイター通信は20日、同氏の消息について「イラク北部のクルド人支配地域に入った」と伝えた。ロンドンのイラク反体制派筋によると、ワシントン滞在中との情報もあるという。
カズラジ氏はデンマーク亡命後、イラク北東部の町ハラブジャが化学兵器で攻撃された88年の事件の責任者として告発され、昨年11月、移動を制限された。居住地を離れるには、警察の許可を得なければならない。 (03/21 00:17)