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【ワシントン19日共同】ブッシュ米大統領は19日、イラクのフセイン大統領亡命への期限が切れる直前になって、フセイン・イラク大統領の所在に関する情報がもたらされたため、急きょイラク攻撃への「ゴーサイン」を出したもようだ。
CNNテレビによると、ブッシュ大統領はホワイトハウスで期限切れ40分前の午後7時20分(日本時間20日午前9時20分)から、米中央情報局(CIA)のテネット長官、ラムズフェルド国防長官と会談。バグダッド近くの施設にフセイン大統領らイラク政府指導部が集まっているとの情報を知らされた。
ブッシュ大統領は大規模なイラク攻撃は数日後に開始する方針を固めていたもようだが、この「絶好の機会」を逃すのは得策ではないと判断。即座にステルス爆撃機と巡航ミサイル「トマホーク」を使った攻撃を決定したとみられる。(共同通信)
[3月20日14時36分更新]