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ブッシュ大統領が開戦開始を宣言した48時間後が迫ってきた。日本時間の明日(本日)、午前10時15分が48時間後である。それからすぐにイラク空爆は始まるのか。
考え方は2つある。ひとつは政治的な攻撃開始である。ブッシュ大統領は最後通告の意味を重視して、定刻と同時に空爆を開始する可能性がある。しかし現地は明け方だからB−2爆撃機は使えない。防空レーダーに映らなくても、目視で存在を確認できれば撃墜される可能性があるからだ。だから空爆は巡航ミサイルを使って、水上艦艇や航空機からミサイルを発射することになる。そして夜になればやっとB−2の空爆が始まる。そして再び夜が明ければ、巡航ミサイルでの空爆が行なわれることになる。
もうひとつは軍事的な開始である。いよいよイラク問題は政治家の手を離れて、軍事組織にまかされた。軍事的な考えを言えば、明日はまず定時にバグダッド方面に電波妨害を出すことから戦争が始まる。バクダッドにいる各国の記者はホテルのテレビが見えなくなったと報告してくる。世界中が大騒ぎになる。そして深夜になると、B−2爆撃機の猛烈な空爆が始まる。そして夜が明けると、次は市街地を低空で巡航ミサイルが襲ってくる。市民や兵士の目に見えることで、巡航ミサイルの心理的な効果を期待した攻撃となる。
はたして政治的な開戦か、軍事的な開戦なのか、明日の10時15分にそのことが判明する。あなたはどちらと思いますか。私は少し軍事的な開戦に傾いています。しかし空爆は戦後の占領政策を考慮して、猛烈だが、極めて限定した目標になることをお忘れなく。すなわち心理戦の色彩が濃い空爆なのです。「19日」