現在地 HOME > 掲示板 > 戦争26 > 325.html ★阿修羅♪ |
|
ハワード・ベーカー駐日米国大使は19日、都内の米国大使館で読売新聞のインタビューに応じ、日本政府がイラク問題で米国支持をいち早く打ち出したことについて、「日米関係は過去50年で、今が最良の時だ」と語り、強い感謝の念を表明した。また、戦後イラクで実施されることが想定される平和維持活動への貢献を求めた。
ベーカー大使は「英国を除けば世界で日本ほどの友人はいない」とし、仏、独などが査察延長、武力行使反対を唱える中、米国支持で一貫していた日本政府の対応によって、日米同盟の緊密化が図られたとの考えを力説した。
さらに日本の具体的貢献について、テロ対策を目的にインド洋で実施しているような燃料補給や、戦闘終結後の機雷掃海業務への参加を求めるとともに、「東ティモールやゴラン高原での平和維持活動の実績」を生かした平和維持活動の例を挙げた。
イラク攻撃の展開について、大量破壊兵器を保有するイラクをあなどれないとしながら、米英軍の準備は万全であり、「短く効果的な戦闘になるだろう」との見通しを示した。
北朝鮮の核開発をめぐっては、プルトニウム抽出につながる再処理施設を再稼働させる可能性について「その兆候がある」と懸念を示し、再稼働させた場合は「最終的な挑発と見なす」と、制裁も含めた断固とした対応を取る考えを示した。
(2003/3/20/02:26 読売新聞 無断転載禁止)