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「イラク戦は数週間で決着」防衛庁分析 (夕刊フジ)
2003 年 3月 19日
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米英軍のイラク攻撃について、防衛庁内部で「数週間で終わる」との見方が出ているという。イラク軍の戦力が91年の湾岸戦争で受けたダメージから回復しておらず、反対に米英軍は精密誘導兵器を中心に戦闘能力が向上しているためだ。
イラクがクウェートに侵攻した90年当時と現在の戦力を比較すると、地対空ミサイルこそ150基増えたが、陸軍兵員は60万5000人減少。戦闘機は約3分の2の180機になるなど、戦力は大きく低下している。
一方、米英軍はイラク北部と南部の飛行禁止区域で、すでに事実上の制空権を握る。地対空ミサイルを無力化できる電磁爆弾などハイテク兵器も保有。防衛庁筋は「イラクの75%は早期に攻略する」とみている。
米英軍の課題は、湾岸戦争時に温存された共和国防衛隊など精鋭部隊が死守する首都バグダッドの攻略。暗視装置などを駆使し、市街戦でも早期攻略を目指すとみられるが、その際の「兵員損耗率は10%程度」(防衛庁関係者)と予想する。
ただし、イラク軍が化学兵器を使用したり油田施設を破壊するなど、なりふり構わぬ戦い方をすると、戦況に不透明な部分も出てくるという。