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【ディアルバクル(トルコ南東部)=佐々木良寿】トルコの首都アンカラを訪問中のザルマイ・カリルザド米特使(イラク・クルド担当)は18日、イラクのクルド武装勢力が対イラク開戦の際に米軍の指揮下に入ることに合意したことを明らかにした。
同特使を交えたトルコとイラク反体制諸派との18日の三者協議の後、記者団に語ったもので、同特使は、「(クルド武装勢力は)同盟軍に全面的に協力し、指揮下に入ることを確認した」と述べた。
三者協議は、「フセイン後」のイラク政治体制について話し合うのが目的で、イラク側からは、イラク北部を実効支配する2大クルド武装勢力を代表して、クルド愛国同盟(PUK)のタラバニ議長、クルド民主党(KDP)のゼバリ特別顧問が出席。トルクメン人代表も参加した。
イラク北部情勢を巡っては、トルコは、クルド勢力が独立への傾斜を強めることを警戒。トルコ軍は、米軍が対イラク武力行使に踏みきった場合、難民のトルコ流出阻止を名目にイラク側に進駐する構えを示しており、クルド勢力との間で緊張が高まっている。
(2003/3/19/13:43 読売新聞 無断転載禁止)