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私は日本の将来が心配でなりません。このままでは日本は世界から孤立します。
世界中の多くの市民はイラク攻撃に反対であることは反戦デモ、世論調査などで明らかです。
では何故アメリカは世界の声を無視してイラク攻撃を行おうとしているのでしょうか?
私には大きな疑問でなりません。今回の事態は十分に予測可能であったはずです。なぜなら
アメリカの外交戦略は多くの優秀なスタッフによる膨大な情報収集、緻密な情報分析などにより
アメリカの進むべき最良の道が決定されているはずです。
日本の有識者の中にはアメリカは「気が触れた」と言っています。ほんとうにアメリカは
「気が触れた」のでしょうか?
私にはどうしてもアメリカが「気が触れた」とは思えません。
世界一の諜報戦略国家であるアメリカが国連を舞台に窮する様は、私には異様に見えるのです。
おかしい?アメリカは何かまったく違った事を企んでいるのでは?考え過ぎなのでしょうか?
視点を変えてみてはどうでしょうか?
おそらく多くの人は、9.11テロから今回のイラク攻撃を一連の流れまでとして捉えていると思います。
私は京都議定書問題から今回のイラク攻撃を一連の流れの続きとして捉えています。大事なこと
はこれから先もアメリカは世界に向けて仕掛けてくるということを理解すれば
アメリカは「気が触れた」などとは言えなくなるのではないでしょうか?
アメリカの真の目的を理解すべきです。
アメリカは世界から孤立したがっています。この一事がアメリカの真の目的を知るキーワード
になると思っています。
日本はアメリカの武力行使を支持しています。これはおそらく戦後最大の外交ミスとなるでしょう
もしアメリカが武力行使をした場合、おそらくイラクもアメリカも悲惨な結果を招くでしょう。
アメリカは必ず自国の兵士を故意に犠牲にするはずです。その結果を想像して見て下さい。
アメリカに対して全世界は激しい非難を浴びせます。そしてアメリカ国内ではそれ以上の非難
をブッシュ大統領に浴びせるはずです。
私は武力行使を行えば必ずブッシュが大統領の座を失うと思っています。
もちろん小泉内閣も崩壊します。
ではアメリカの大統領は誰がなるのでしょうか?・・・副大統領のチェイニー?それはない。
おそらくゴアがなるのでは?
先の大統領選挙を思い出してください。あの選挙は不思議でしたよね(でも意味がある)
私はゴアが新大統領に就任された場合の所信表明演説のことばを一部想像してみました。
「今後アメリカは国際正義と国際平和を・・・・・いかなる武力攻撃も世界に対して
行わない。その証として世界に散らばる米駐留軍を全て撤退する事をここに約束する。」
この所信表明演説で世界はアメリカに対する見方をいとも簡単に変えるでしょう。
日本はたとえ首相が変わっても、あの悲惨な武力攻撃を支持した国として、永遠に世界の
記憶に残るでしょう。今回の外交政策はあまりにも危険すぎます。
私は9.11テロが起きた時なぜか真珠湾攻撃を連想してしまいました。
おそらくアメリカは9.11テロを事前に察知(準備も)していたと思う。だからこそ今度の
武力攻撃が有識者の考えるような単純な終わり方にはならないと思えるのです。
今回のアメリカの目的は大統領の交代、そして新たな大統領による世界に向けての所信表明
の内容(平和を誰よりも愛する大統領像、米駐留軍の全面撤退)にあるのではないでしょうか。
(武力攻撃の結果が悲惨であればあるほど今回の目的は効果があると私は思っています。)
日本は所信表明の内容を検討することによりアメリカの次の一手、その次の一手も見抜けると
私は思っています。(今回はあくまで、次の一手の伏線である事を理解すべきです。)
最後に大統領交代の意味について私なりに述べたいとおもいます。
ゴアは、大統領選挙に敗れたと捉えるのではなく、死んだ、と捉えると意味がわかると思う。
すなわちゴアは死んだのに生き返った、これは死から復活への儀式だと思えるのです。
私の意見がすべて考え過ぎであれば幸いです。
私はなぜか国旗を見ていつも想うことがあります。アメリカ国旗は幾つもの星で光輝いているけど
日本国旗の太陽がはためけば、幾つも輝いていた星は消えてしまう。頑張れ・・・日本!!