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【ワシントン中島哲夫】米国務省のバウチャー報道官は18日、米国の対イラク武力行使や戦後復興への支援を表明している30カ国のリストを発表した。ほかにも国名公表を希望しない約15カ国が協力を申し出ており、さらに増える可能性もあるという。
報道官は日本の支援について、戦後復興に限定されていることを明示したが、全体の状況については詳細な説明を避けた。復興途上にあるアフガニスタンなど大きな貢献を期待しにくい諸国が多数含まれており、米国が率いる「有志諸国の連合」としては弱々しいとの批判が米国内から出ている。
国名公表に応じたうち、戦闘に参加する国は英国(兵力4万5000人)、オーストラリア(同2000人)など極めて少数。バウチャー報道官はその他の支援例として、基地提供、領空通過の許可、イラクが大量破壊兵器を使用した場合の処置、戦後の平和維持や復興を指摘し、具体的には日本だけを挙げて「戦後の支援に限定して関心がある」と説明した。
30カ国のリストにはアラブ国家が全く挙がっていないが、米軍に基地を提供しているペルシャ湾岸諸国が「匿名希望」の15カ国に含まれるものとみられる。国連安保理で武力行使容認決議案を支持したブルガリアは公表リストにない。
●バウチャー報道官が発表した米国への協力国30カ国は次の通り。
【アジア】アフガニスタン、日本、韓国、フィリピン【オセアニア】オーストラリア【中東・北アフリカ】トルコ【アフリカ】エリトリア、エチオピア【中南米】コロンビア、エルサルバドル、ニカラグア【欧州】アルバニア、チェコ、デンマーク、エストニア、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、マケドニア、オランダ、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、スペイン、英国【旧ソ連】アゼルバイジャン、グルジア、ウズベキスタン(バルト3国は欧州に含めた)
[毎日新聞3月19日] ( 2003-03-19-10:55 )