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イラク戦争はもう終盤戦を迎えているんだねっヽ(`_´)ノ【←東スポじゃないよ,週プレ4/1だよ】
http://www.asyura.com/0304/war26/msg/175.html
投稿者 YM 日時 2003 年 3 月 19 日 07:17:27:

(回答先: 田岡俊次観測記事 米軍精鋭は間に合うか『AERA』2003/3/24 投稿者 YM 日時 2003 年 3 月 19 日 06:51:54)

*なにやらhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413015347/qid=1048024803/sr=1-29/ref=sr_1_2_29/249-4774270-5633966">宇宙人は、もう地球に棲んでいるみたいな題名ですが(*^_^*),要するに特殊部隊の話です。


週刊プレイボーイ2003/4/1
特殊部隊&最新ハイテク兵器で対イラク戦はすでに終盤を迎えた!?

フセイン本人の〃破壊〃のため時株部隣が極穏に展開中!

ついに最悪の事態を迎えつつあるイラク情勢──。
国連安保理で、英国は3月末まで査察を継続する修正案を提出したが、決議の成否にかかわらず米国は単独で攻撃に踏み切る公算が大きい。
いや、NYでの論戦から遠く離れた現場では、すでに実戦へ向けた米軍の戦力は十分すぎるほどだ。軍事ジャーナリストの世良光弘氏がこう語る。
「現在、湾岸に派遣されている6個空母機動部隊を中心とする艦隊、第3歩兵師団、第期空中強襲師団など米軍の兵力だけでほぼ30万人です。もし英国の正規軍4万人が参加しなくても、英特殊部隊(SAS)は単独で極秘に参加するでしょう」
つまり、もはやイラク周辺は米兵だらけ、あとは攻撃命令を待つばかりの状態だというのだ(本誌発売時には空爆が始まっている可能性も高い)。そんな状況に対して、「甘いな。戦いはもうすでに始まっているのだ」と言うのは、元米陸軍特殊部隊グリーンベレー(以下、GB)の三島ポブロスキー氏だ。
「イラク国内深く特殊部隊はもう配置ずみと考えられる。展開しているのは第3、第5、第10特殊部隊のGBたちだ。特殊部隊と航空機が主体のこの作戦を、仮に『ライトニング・イーグル』と名づけよう。潜入している行動部隊を2千人と見ても、支援部隊員を含めれば4千人を超える。GB、レンジャー、デルタ、SAS、豪SAS、それにイスラエル、トルコ、ヨルダン、エジープトの特殊部隊も入っている」
なんと、それほどの数とは!
「すでに4千人の特殊部隊が潜入」という一部報道に対して、「まさか、そんなに特殊部隊はいないだろう」と思う向きも多かったが、そんな見方を「ノンキなものだ」と、三島氏は笑う。
三島氏によれば、それぞれの戦線での役割はこうだ。
【北部戦線】
GBがクルド人武装勢力を訓練中。トルコ参戦なしの場合は彼らだけで油田を確保する米軍を援護。しかし、親フセイン派イスラム組織との戦いは凄惨なものとなるだろう。
【西部砂漠地帯】
GB、SAS、ヨルダン、イスラエルの特殊部隊が中心となって、かなり前からイスラエルへ発射されるスカッドミサイルを探知して破壊する作戦を続行。〃スカッド狩り〃はかなりの高確率で終了している。
【クウェート前線】
GBがすでに戦略偵察を終えて侵攻する各部隊に調整官を派遣。また、南部油田確保のためにGBがイラク軍の爆破装置を外し、火災に備え消火訓練を受けた隊員も配備ずみ。ただし、クウェート・イラク国境のフェンスを壊す作業は特殊部隊の役目ではない。
【バグダッド周辺】
変装したGBが首都の市街戦で注意すべき地点、街路をすでに偵察している。爆撃誘導は、緒戦のB2ステルス爆撃機とGBによる空陸の忍者共同爆撃作戦で重要目標=フセイン本人、司令部、通信施設を狙う。さらにフセインとその一派が逃走しないように監視。
【大量破壊兵器処理】
この任務はGBとSASが担当。場所のリストは70パーセント完成しているが、そのうち偽装施設が30群。爆撃を繰り返し、偽装か本物かを評価して潰していく。
【フセイン宮殿】
これもGBとSASが担当。地下宮殿への通気口、秘密の逃げ道を探し出すのが任務。攻撃方法は、まずバンカーバスターで爆撃、次にデイジーカッターなどで建物を吹き飛ばす。さらに精密誘導爆弾で潰し、その後に必要ならば特殊部隊が突入して重要施設(フセイン本人も含む)を破壊する。

「空爆開始時の特殊部隊の役割は爆撃誘導と爆撃後の評価、そして特殊部隊しかできない破壊目標の破壊だ。前回の湾岸戦争と比べ熱線暗視装置の改良が進み、ターゲットの捕捉がより正確に早くなった。さらに誘導用レーザーも進歩した。前回は限られた兵士しか爆撃誘導装置を持てなかったが、今は多くの兵士が持てるようになったのだ」(三島氏)
(中略)

〃短期決戦〃に向けて見えない軍事作戦がカギを握る
では、最終的に勝敗を決定づける地上軍の展開についてはどうだろう?さすがに、大規模な地上部隊が極秘でイラク国内に展開中という情報はない。だが、やはりこちらも隠密裏に強力な部隊がギリギリまで展開しているのだ。前出・大石氏(大石英司氏)が言う。
通称〃デジタル師団〃と呼ばれる第4歩兵師団の第104軍事情報大隊A中隊がすでにイラク国境に展開中です。行動半径50キロで赤外線カメラを搭載したシャドウ200戦術無人機を飛ばして、夜間作戦において地上部隊に戦場情報を提供するのです」
また、実際にイラク国内に乗り込んでいく地上兵力、つまり、陸軍や海兵隊などの実動部隊でも驚くべき技術革新が進んでいる。
(中略)
「いずれにしろ、北部から米陸軍特殊部隊とクルド人部隊の一部がフセインの出身地テイクリートを攻略し、北東部の油田を押さえる。一方、南部から米軍主体の陸軍装甲部隊とヘリ機動部隊が開戦から10日以内にバグダッド包囲網を完成させるのが基本です」(前田・宇垣氏)こうしてフセインを拘束するのが、米国にとって、もっとも望ましい終戦だ。
特殊部隊と新型兵器を大量投入してまで米軍が〃短期決戦〃にこだわる理由を、戦史研究家の笠原明知氏がこう解説する。
「フセインも湾岸戦争で懲りて、あえてバグダッド決戦に持ち込むことを考慮しているでしょう。精鋭の大統領警護隊を前線に回さず、バグダッド近郊に展開させる一方、前線には戦力が劣り、忠誠心も怪しい三線級部隊を配置。これらは捨て石で、少しでも米軍の侵攻を遅らせれば十分という計算です。極端な話、バグダッド市民全員を『人間の盾』にしてしまい、戦闘で負けても国際世論の同情を得られれば戦争には負けないことになる。また、作戦が長期化すれば米国内での反戦運動や、『同盟国』である北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)、テロなどの動きも活発になることが期待できます」
前出・三島氏も、ラムズフェルド米国防長官の言う「サプライズ&オベイ作戦」(大量同時飽和爆撃でイラク政権をビックリさせ従わせる)について懸念を表す。「情報伝達手段を完全に叩き潰せれぱいいが、そうでなければイラク国民の死体が並ぶ光景を映されて、市民の心が徹底抗戦で団結される恐れがある。そうなったら厄介だぞ」それだけにフセインの身柄をできるだけ早く捕縛するか爆殺して政治的に無力化しなければならないのだ。そのカギを握る特殊部隊は、すでにイラク国内に広く深く侵攻している。4月以降の国際社会を大きく左右させる〃見えない戦い〃は、もはや最終段階を迎えているのである。

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