現在地 HOME > 掲示板 > 戦争26 > 132.html ★阿修羅♪ |
|
油田を破壊! イラク、早くも玉砕戦法 (夕刊フジ)
2003 年 3月 18日
--------------------------------------------------------------------------------
【ニューヨーク17日=夕刊フジ特電】フセイン、早くも玉砕戦法−。米NBCテレビは17日、米国が撮影した衛星写真を元に、イラクが国内の油田の破壊を開始した可能性があると伝えた。さらに、CNNテレビも同日、イラク軍が米軍やイラク市民への化学兵器使用を計画している明白な証拠があると報じており、「フセイン大統領は相当、追い詰めらている」(軍事筋)との声が支配的だ。
衛星写真には、イラク南部のルメイラ油田から1マイル(約1.6キロ)にわたり油膜が広がっている様子をとらえている。
米当局者はNBCに対し、イラクが意図的にパイプラインのバルブを開いたとの見方を示した。同局は専門家の話として、「もしフセインが油田破壊を開始したなら、米軍は迅速な行動に出ざるを得なくなるかもしれない」と報じている。
一方、CNNテレビは同日、米当局者の話として、バグダッド南部に展開するイラクの軍精鋭部隊である共和国防衛隊の一部に化学兵器が配備されたことを示す情報を入手したことを伝えた。
化学兵器の部隊配備に関する情報が明らかにされたのは初めてで、米側の判断の根拠は、ここ数日間に傍受したイラク軍当局者間の会話の中で、化学兵器に関するやりとりが増えたことにある。具体的な使用予定地域などは不明だが、米当局者は「イラク軍は明らかに化学兵器使用を準備している」と話している。
また、米当局者の間では、クウェート国境付近のイラク軍の大砲が化学弾頭の発射能力を持っているとの懸念も高まっている。
米軍事筋は「敵国に石油を与えたくないから、フセインは油田を破壊し始めたのかもしれない。化学兵器の使用も自らの首を締めるだけで、フセインはもはや破れかぶれになっているのではないいか」と話している。