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【バグダッド18日共同】イラクのテレビによると、同国政府は18日、最高意思決定機関である革命指導評議会(RCC)を開催、フセイン大統領と息子の48時間以内の亡命を求めたブッシュ米大統領の最後通告を拒否することを決定、徹底抗戦を宣言した。
これにより、米国の対イラク攻撃回避の見込みは事実上なくなり、早期開戦は必至となった。フランクス米中央軍司令官がカタール・アッサイリヤ基地の前線司令部に戻るなど、イラク周辺に展開する米英軍約28万人の各部隊は臨戦態勢に入っている。
また米国の最後通告を受け、国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)の査察官らが18日午前(日本時間同日午後)、退避を開始。査察団員らの国外退避は18日夕(日本時間19日未明)にほぼ終了、最後通告が猶予期限としている日本時間20日午前までわずか24時間余を残すだけとなる。