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いましがた放映されたBBC World Newsの報道の要点です。日本であまり報道されていないものを拾ってみました。
1)
ナジャフのイラク軍の激しい抵抗によって、米軍側にも負傷者50名、死者4名の被害が出ている模様。ナジャフはまだ占領されておらず、米英軍はてこずっている。
2)
BBC記者の意見では、ナジャフのような小さな村でこのような抵抗があり占領にてこずっているとすれば、バスラさらにバグダッドなどの大都市では相当な抵抗が予想されるため、米英軍が当初計画したような短期戦で終了することは非常に困難であろうということである。
3)
BBCの中東問題専門家によると、抵抗している多くのイラク兵は、かならずしもフセイン体制を支持しているから抵抗しているわけではない。抵抗は、フセイン政権の存在とは関係なく、自国に対する愛国心から出た侵略者に対する自然な防衛反応であろう。また、1991年のシーア派による反フセイン蜂起をアメリカが見捨てたことがあだとなり、アメリカに対する信頼は相当に弱いものがある。したがって、特に南部ではアメリカが期待している反フセインクーデターが起こる可能性は低いのではないか。
4)
バグダットの中心部を流れるチグリス川に、米か英の戦闘機からパイロットがパラシュートで降下したとの情報があるが、米英両軍は戦闘機が行方不明であることを完全に否定した。兵器、通信機器など多くのものがパラシュートで降下しているので、周辺の住民がこれをパイロットと見まちがえたのだろう。
5)
ただ、10名の米兵が現在のところ行方不明であるとのこと。彼らがイラクの捕虜になっている可能性も否定できない。