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感染症対策(・・・・・になったかな?)
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投稿者 ほっくん 日時 2003 年 4 月 08 日 17:56:56:6f17C7oeuUdXU

(回答先: Re: MRSAについてわたしてっきり、ミスターサタンかと思ってました 投稿者 ロック 日時 2003 年 4 月 08 日 15:58:26)

避難時の伝染病対策ですが・・・、
発展途上国で見られる感染症を私自身が診たことがなく、
さらに、専門外でもあるので、
私が、その状況を予想して、その対策を的確にお答えするのは難しいです。

でも、常識的に考えられる範囲でですが、お答えさせていただきます。

感染経路から考えると、3つの経路が考えられます。

1)経口感染

食べ物から感染する経路です。

食中毒が最も心配です。

火が使えれば、問題ないのかもしれませんが、

火が使えません。

腐りかけの魚や肉は、感染源になります。

絶対に食べないで下さい。

コレラ、チフスも肉に繁殖した細菌によって、感染するそうです。

もちろん、不衛生な水も要注意ですよね。

下痢が命取りにならないとも言えない世界でしょうから。

その点、山に避難される方は、うらやましいです。

沢のきれいな水なら、そのまま飲めます。

登山の時の水は、湧き水でもない限り、いつも沢の水です。

ご存じかと思いますが、念のため。

それから、山の植物・キノコを止むを得ず食べることになるかもしれませんが、注意が必要です。

毒を含むものがあります。

余談ですが・・・

高校時代、春山で、登山歴4年目の顧問が、木の芽を取って、天ぷらにして、ご馳走してくれたことがありました。

翌日、下山してから、1週間ほど、腹痛と水様の下痢が止まりませんでした。

後日、ベテランの先生が、毒のある木の芽を食べたせいだと指摘して下さいました。

2)飛沫感染・空気感染

ヒトの唾液や空気中に病原体そのものが舞い上がり、それを気道から吸い込んで感染する経路です。

風邪や、インフルエンザ、はしかなどが、この感染経路で、手洗い、うがい、マスクである程度予防できます。

今話題のSARSも、直接関わった医療関係者などに、感染しているようですから、
おそらく、飛沫感染なのでしょう。

避難時の話しですが、屋外生活で体力を消耗し、栄養状態も良くないことが予想されます。

そういった状態では、風邪といえども、馬鹿にできません。

風邪から、重篤化し、肺炎になり、命を落す可能性もあります。

ところで、3月下旬頃、天然痘に依るテロの対策として、国内の医療従事者に対し、天然痘のワクチンの接種を検討しているというニュースがにありました。

天然痘も、飛沫感染ですので、うがい等は予防効果があると考えられます。

ちなみに、映画『復活の日』の生物兵器は、空気感染する病原体でした。

補)
千成さんのサイトには、寄生虫の話題も出ていました。

ナマの動植物には、寄生虫がついているものもあります。

ナマの動植物は、なるべく食べないに越したことはないようです。

おそらく、そこまで手を出すとなると、かなり切迫した状況でしょう。

しかし、約1ヶ月で、生死が分かれるのであれば、寄生虫は、余り気にする必要もないかもしれません。

アニサキス症のように激痛を伴うものは、少ないかったとおもいます。

北海道のナマ水で感染するという、エキノコックス(単庖条虫・多庖条虫による)も、すぐには発症しないはずです。


ロックさん、こんなところでよろしいでしょうか?


専門家の方、もし見ておられたら、書き込みのほど、よろしくお願いいたします。

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