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日本たばこ産業(JT)は7月1日からのたばこ税の増税に伴う価格改定を19日、財務省に認可申請した。値上げ幅は一部銘柄を除き1本当たり1円で、主力の「マイルドセブン・ライト」(20本入り)の場合、1箱250円が270円になる。
価格改定を申請したのは紙巻き、パイプ、葉巻、刻みたばこなど127銘柄のうち121銘柄。このうち紙巻きたばこ「マイルドセブン・ワン・ボックス」など3銘柄は1箱当たり10円の値上げにとどめ、逆に「セブンスター」など8銘柄は30円引き上げる。紙巻きたばこのうち「マイルドセブン・ワン・100’s・ボックス」「キャスター・ワン・100’sボックス」の2銘柄、葉巻たばこのうち「パロマ(1本売り、5本売り」と「マリポーサ(シガリロタイプ、同、同)の価格は据え置く。JTは2004年3月期の国内たばこ販売数量が前期比120億本減ると見込んでおり、このうち約60億本が7月からのたばこ増税で減少すると予想している。 (20:17
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20030519AT1G1902C19052003.html