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右翼幹部らに770万円賠償命令
岐阜県御嵩町の柳川喜郎町長(70)夫妻が、自宅の電話を盗聴したグループを相手に慰謝
料など計約二千二百万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が十五日、岐阜地裁であった。中村直
文裁判長は「盗聴という犯罪で町長を失職させ、産業廃棄物処理場建設に関する町政の方向を
左右しようとした行為は民主主義の基本を無視し、違法性は重い」と述べ、名古屋市の右翼団
体幹部(42)と興信所経営者(38)の二人に計七百七十万円の支払いを命じた。
訴状によると、二人は、一九九六年六月、実行役に依頼して町長の自宅に盗聴器を取り付
け、同八月まで通話内容を録音した。
柳川町長は盗聴事件後の九六年十月、バットのようなもので襲われ一時重体となった。岐阜
県警は盗聴事件で二グループ計十一人を逮捕。同県可児市の産廃業者、寿和工業が町内で計画
した産廃処理施設に町長が反対していたため、盗聴グループは町長を失脚させようとスキャン
ダル探しをしていたことが明らかになった。
しかし、盗聴事件の捜査や公判では、襲撃に関与した人物は浮上せず、柳川町長らは「盗聴
事件の背景を解明し、襲撃事件の手がかりを得たい」と二〇〇〇年一月、事件で電気通信事業
法違反に問われ有罪判決を受けた二グループの六人を相手に提訴。うち四人とは昨年十二月ま
でに和解が成立、残る二人と訴訟が続けられていた。
訴訟では、寿和工業の会長が被告側に多額の金を渡していたことが判明し、原告側は「金は
盗聴への報酬」などと会長が盗聴事件に関与していると主張。これに対し、被告らは「盗聴の
報酬ではない」と反論、会長も事件との関係を否定した。
判決後に記者会見した柳川町長は「渡った金の性格は分からなかったが、流れがはっきりし
た。私を失脚させようとの動機が二グループとも一緒だったことも確認できた。訴訟を起こし
た価値はあった」と話した。
* 寿和工業には県警から天下りしているそうです。
犯人はとっくの昔にわかっているのですよ。
寿和工業から犯人たちに金が渡っているのもあたりまえ。