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「馬鹿にしたようなことを言われた」「トラブルに遭っても知らんぷりする」。外務省は15日、海外に住む日本人に在外公館の対応について初めてアンケートをした結果を公表した。相次ぐ厳しい指摘に、同省は「改善に努めたい」としつつ、「人手不足で苦労もしている」と弁明している。
アンケートは省改革の一環で、昨年11、12月に米国、韓国、ブラジルなど17カ国の約5000人に郵送で実施。回答率は約3割だった。
在外公館員の活動については、36%が「評価している」と回答。だが、31%が「不愉快な思いをしたことがある」と答え、うち7割以上がその理由として「窓口での対応」を挙げた。
また、事件・事故の際に在外公館から支援が得られたかとの問いには、実際に被害にあったと答えた208人の6割近くが「あまり得られなかった」「全く得られなかった」と回答。支援を得られたと答えた人の2.6倍にのぼった。
(04/20 12:34)
http://www.asahi.com/politics/update/0420/003.html