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[読売]
●通り魔の女 現場近くに潜伏か 名古屋・千種区
◆大捜査網 返り血浴び逃れる
名古屋市千種区で一日白昼、遠藤美里さん(22)が中年の女に刃物で刺されて大けがを負った通り魔事件で、犯人は着衣などに返り血を浴び、自転車で逃げるには極めて人目に付きやすい状況だったことが、愛知県警の四日までの調べで分かった。にもかかわらず、犯人は事件直後に敷かれた緊急配備の網にかかっておらず、県警は現場近くに潜伏先がある可能性もあるとして、聞き込み捜査に全力を挙げている。
これまでの調べによると、遠藤さんはタクシーを拾おうと大通りに出たところを、刃物を持った女にいきなり襲われた。遠藤さんは脇腹を刺されたが、奪われた手提げバッグを取り返そうとしてもみ合いとなり、顔や手も切られ、かなりの量の出血があった。
それを裏付けるように、現場の路上には約三十メートルにわたって血痕がついており、県警ではもみ合ううちに、犯人の着衣にも相応量の血がついたと見ている。犯人はベージュ色の上着にロングスカート姿で、血痕がつけばかなり目立つ状況だった。
現場から、千種署春岡交番までは約百五十メートルしか離れていない。さらに、事件発生を知らせる110番通報を受信している最中に、たまたま同署のパトカーが現場を通りかかっていた。
このため県警は、発生からほとんど間を置かずに緊急配備を敷き、現場周辺には五十人を超える警察官が投入されたにもかかわらず、犯人は緊急配備の網にはかからなかった。
二日前の先月三十日には北区で女性看護師(22)が刺殺された通り魔事件があったばかりで、配備態勢は最終的には、半径約十キロの範囲に拡大されたが、犯人の足取りに結びつく有力な情報は得られなかった。
http://chubu.yomiuri.co.jp/phw/today_news02.html