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(回答先: Re: 日本人はどっちかというと善良で平和主義者 投稿者 Inda 日時 2003 年 4 月 22 日 17:16:59)
典型的な密室での手抜き作業により引き起こされた事故と考えれば、こっちが日本の本質だ。ヒ
トが見てなければ、勝手にやりまくる無責任さこそ日本人。それを防ぐための二重三重の防護策があってはじめて安全が保たれる国だ。
日本人がきちんとやるのは、相互監視のシステムが効いているときだけ。狡猾でモラルのない日本人が、きちんとルールを守るはずがな
い。過去の日本がきちんとしていたのは、その相互監視システムがあったからだ。しかし昭和に入って軍部が幅を利かせ出した時代か
ら、このシステムがおかしくなった。まず暴走しだしたのが軍自身だ。そして次に、軍の中では個人の自制が効かなくなる。アジア侵略
で、略奪と虐殺、強姦の限りを尽くしたのも、ひとがみていなかったからだ。当然の成り行きといえる。
誰が見てるかわからないから、信号を守るし、勝手に人の物も拝借しない。誰も見ていないことがわかれば、たちまちモラルはゼロに落
ちる。夜中の信号を守る人はいない。田舎に行けば、クルマで居酒屋に飲みに行くのは常識だ。一万円札が落ちていて、絶対にばれなけ
れば、日本人なら絶対に猫ばばする。誰もがこれには納得するはずだ。そしてこれこそが日本人の本性に他ならない。安全神話などどこ
にもない。モラルをキープするためのシステムを必要とするからこそ、表にでる部分では安全も確保されたという結果論過ぎない。
海外から見た日本人は(それゆえ、より客観的)、「狡猾」で「温和・礼儀正しい」というのが一般的であると思われる。
「狡猾」と「温和・礼儀正しさ」という相反する印象を日本人が諸外国人に植え付ける原因は、上述の引用に示されていると思われる。
つまり、相互監視が聞いている場合は、「温和で礼儀正しい」が、制裁のリスクがなくなった途端に「何でもアリ」の状態になるからと思われる。
崩壊直前の時のソ連も似たような事があった。また、イスラム世界は戒律が厳しいが、バレなければ多少破っても良い。人が見てない時は、かなり破る奴多い。ユーゴの闇は底知れない。
犯罪取り調べはアメリカやオーストラリアでも密室だから、おかしい事も多いだろう。中国は厳罰に取り締まっても取り締まっても汚職減らないね。