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カナダ・トロントで新たに起きた新型肺炎SARSの集団感染の発端は、世界保健機関(WHO)が感染地域指定を解除する前にSARS患者の治療にあたっていた病院に入院していた男性患者(96)とみられることが、衛生当局の調べで分かった。把握できないまま次々に感染が広がっていた疑いがあり、当局はさらに感染者が出ている可能性もあるとみて、追跡調査を急いでいる。
AP通信や地元紙などが報じたところによると、これまでの当局の調べでは、今回の集団感染の感染源が海外から新たに持ち込まれた証拠は見つかっていない。
当局が25日に報告した死者は3人。うち1人は以前からSARS患者として治療を受けていた。
あとの2人を含む今回の集団感染発覚のきっかけは聖ジョン・リハビリ病院だった。患者5人が22日に高熱、肺炎などの症状を訴えた。このうちの女性(80)が4月末ごろ、SARS患者の治療をしていたノース・ヨーク総合病院に入院していた。
ここで96歳の男性患者が骨盤の手術を受けた後に肺炎症状を起こして5月1日に死亡していた。男性はSARS患者が入院していた病室とは別の階に入院。この時にはSARSとは認定されておらず、どのように感染したかは分かっていない。
女性は、この男性とたまたま同時期に入院しており、この病院で感染していた疑いがあることが浮かび上がった。
女性はその後、聖ジョン・リハビリ病院に転院し、そこで医療関係者の女性(39)に感染。さらに女性が世話をした別の患者や見舞客らに広がっていったとみられる。 (05/27 00:10)
http://www.asahi.com/international/update/0527/001.html