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Kyoto Shimbun 2003.05.23 News
環境ホルモン類似物を分解 ピル含有 キノコで世界初
東京都林業試験場(東京都日の出町)と静岡大は23日、経口避妊薬ピルに含まれる環境ホルモンと似た働きをする物質を、 キノコの酵素で完全に分解することに世界で初めて成功したと発表した。
ピルの主成分である合成女性ホルモンのエチニルエストラジオールは、代表的な環境ホルモン「ビスフェノールA」の約5万倍の作用があるとされる。天然の女性ホルモンは自然界で分解されるが、合成されたものは自然状態で分解されず、問題となっていた。
研究に成功した西田友昭静岡大教授(木質生化学)は「将来、下水道処理場などで分解し無害化するシステムにつながれば」と話している。
東京都林業試験場と静岡大は昨年春から研究に取り組み、日本の山林に広く自生するカワラタケというキノコから抽出した酵素マンガンペルオキシターゼを用いて実験。2時間でほぼ100%分解でき、環境ホルモンとしての作用を除くことに成功した。
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2003may/23/CN2003052301000388C2Z10.html