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世界保健機関(WHO)は新型肺炎感染者の拡大を防止するため、感染の可能性のある人と10日以内に接触した人には、「海外への渡航禁止」を勧告している。
日本と台湾の渡航手続きを代行する財団法人交流協会によると、台湾でもこの勧告に沿い、患者と接触する医療関係者や家族などは「A級」と指定。患者との接触後10日間は、外出禁止措置を取っている。しかし、実際に医師が簡単に日本に入国できたことで、「一番厳密に取り扱うべき人物が漏れ、チェックが甘かった」(交流協会総務部)と話す。
交流協会によれば、台湾からの入国者は、年間延べ約80万人。こうした事情を考慮すれば、同じ事態の再発生も十分考えられる。台湾では依然、感染者の拡大が続いており、厚生労働省も新たな対応の検討が求められている。
(2003/5/18/00:18 読売新聞 無断転載禁止)