現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康4 > 485.html ★阿修羅♪ |
|
【ロンドン16日共同】受動喫煙と肺がんや心臓病の関連性は薄いとの研究論文が英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル最新号に発表された。
配偶者がたばこを吸い、自分は全く喫煙しないという米国人3万5561人を対象に、米カリフォルニア大ロサンゼルス校のジェームズ・エンストロム氏らが調べたところ、肺がんないし心臓病による死亡とはっきり結びつく結果は得られなかったとしている。
同氏らは論文の結論として「わずかな関連性を排除することはできないとしても、受動喫煙が心臓病の危険を約30%高めるという定説を裏付けることは出来なかった」と述べた。
この論文を1面記事で伝えたガーディアン紙など16日付の英各紙は、エンストロム氏がタバコ会社から研究資金を受けていることを指摘。「この論文は無害性を強調し過ぎているきらいがある」とする英国の専門家のコメントを紹介した。
しかし、受動喫煙を防ぐためにレストランなどでの禁煙運動が進む中で、「英医師会が発行する権威ある医学誌がこうした論文をあえて掲載したことは波紋を広げる」(デーリー・テレグラフ紙)とみられている。
ZAKZAK 2003/05/16
http://www.zakzak.co.jp/top/top0516_2_09.html