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台北市は9日、西部の万華区の集合住宅で新型肺炎SARSの疑いがある死者1人と患者2人が出たため、140戸約470人を2週間の自宅隔離にした。台湾では初の地域の封鎖だ。専門家は地域感染の恐れを指摘している。
台湾行政院衛生署(厚生省)によると、9日夕までの全島の感染者は前日より18人増え149人、死者は前日と同じ13人。1日の感染者の増え方としては最も多かった。台北市内で院内感染を起こした複数の病院の関係者が大半だ。全感染者のうち57%が台北市内の病院での院内感染と見られている。
一方、南部の嘉義県太保市では9日、SARSの専用病院の指定を受けようとした病院に反発した住民200人が押しかけて病院側と衝突し、病院職員1人が負傷する騒ぎがあった。結局、病院側が指定申請を取り下げることを約束して騒ぎは収まった。
中央通信によると、行政院衛生署が8日に開いた南部のSARS対策会議で、南部に2カ所の専用病院が必要とされた。この際、太保市の華済病院が名乗りをあげた。しかし、これを知った住民は「住宅地域にある病院を専用病院にするのは危険だ」と反発。病院に抗議に押しかけ、もみ合いの中で職員が鈍器で頭を殴られた。 (05/10 00:04)