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北京 5月9日(ブルームバーグ):北京市の衛生当局は9日、同市の重症急性呼吸器症候群(SARS)患者のうち60%について、その感染経路が不明であることを明らかにした。
北京市衛生局の梁万年・副局長は記者会見で、「患者の約40%はわれわれのコントロール下にあり、隔離または監視されている」としたうえで、「残りについては、どのようにして感染したか分からない。これらの患者はただ病院に現れ、SARS患者と認定されている」と指摘。市が感染拡大を制御できない理由の1つは、患者の多くが、治療のために地方から北京にやってきていることだと説明した。多くの患者は、潜伏期間中にははっきりとした症状が見られないという。
世界保健機関(WHO)は、流行の制圧には感染経路の特定が重要だとしている。全世界で7053人とされる感染者のうちの30%以上が北京の患者で、同市では少なくとも112人がSARSで死亡している。
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Last Updated: May 9, 2003 00:38 EDT
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=aaOZh.Fh_aSs&refer=top_kaigai