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参院内閣委員会は八日、食品安全基本法案にかかわる参考人質疑を行った。今国会での法
案成立について「拙速すぎる」と批判があったが、「まず走り出すことに意味がある」など
と食品行政の抜本的改革に、早急に取り組む意義を強調する意見が多かった。
参考人として意見を述べたのは、山内一也・日本生物科学研究所理事、大森勉・イトーヨ
ーカ堂取締役、品川尚志・日本生協連専務、藤原邦達・元大阪大学講師の四人。
食品安全委員会で行うリスク評価(食品の安全性を科学的、客観的に判断する)について
大森氏は、「科学的に数値化した基準が本当に安全と言えるのかまだまだ議論が必要」と指
摘。藤原氏は安全性の確保には「何らかの歯止めをかける仕組みも必要」と、身体への悪影
響を未然に防ぐ予防原則に立ったうえで、評価手法を確立するよう求めた。
食品行政の改革について、品川氏は「まず法律をスタートさせて、今後の検討を加えてい
くべきだ」と主張。山内氏は「リスク評価には海外の科学者の参加も要望したい」と求め
た。
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